クローズアップ現代 ラーメン界の苦境
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/5K3P3VPJQL/
あの落語家が今のラーメン業界を語るにふさわしいか多分に疑問を持ちつつさてNHKがどう切り込むかと見てもしまいました
まずラーメン界は苦境である閉店に追い込まれる店が後を絶たない。と年間何件もとグラフで表示。しかし去っていく店があれば参入してくる店もあります、なれば新規開業の店もカウントしておかねばと考えますがここには提示されず。私もちゃんと調べたわけではありませんが閉店と同数の開業もあるようです。要は全体の店舗数は変わらずか若干増えているかもしれません。またこれを10年位のスパンで考えれば絶対数は増えているでしょう。はたしてこのラーメン業界は苦境なのか、私的には益々活況を呈しているように見えるのですが。
今苦境に立たされている要因と上げられているのは諸物価の高騰、さらにはラーメン一杯1000円の壁。材料費が上がるのはどの業界どの産業も必然であり驚くことでも特異な事でもありません。さらにはこれだけ物価高騰をマスコミに取り上げられればそれを価格に反映させるのは世間やお客様の理解も得やすい状況と考えて1000円の壁を越える後押しもあるでしょう。
廃業した店として大井町の店が取り上げられていました。一杯800円を守るが故に閉店されたそうです。しかしそれを店主の主張通りに紹介するのも素直に現実的な理解にはなりません。たとえば値上げをして1000円にしたため客数と売り上げが減少したので経営が立ち行かぬゆえ閉店なら理解できます。1000円の壁に突き当たらずそれを眼前にしただけで廃業とはそれが理由とはそのままうけとめられません。
さてラーメンとは安価であるべきなで800円は守っていくべきとありました。しかし私の記憶の中で最初に認識したのは中華ソバ一杯60円です。それから考えれば10倍以上。物価が上がって来ているので当然の話ですがラーメンが安価とされるのは全体の物価で上がるのは当然であり800円を固守する意味合いはありません。
印象的であったのは古くからの常連様が閉店を残念がられていた姿です。こんな方にすれば例え1000円
でも食べ続けたかったでしょう、こんな方はは大勢いたはずです。
はたして廃業に至る要因はと想像するに疲れたのでしょう。労力の割に報われない、仕事として美味しくないとなったのでしょう。さらに長年店舗運営をしておりますと諸設備の老朽化もあります。それらをお金おかけて更新しそれらの元を取るのに何年も働くのは嫌気もさすところです。現実的に考えればそんな推測も成り立ちます。