環2家＠蒲田

環２家、蒲田店、開店、吉村家の直系に復帰とは、その深く意味するところは分かりませんがともかく食べたくなります。
家系とか横浜醤油豚骨とか近年店は増えています。しかし皆一様ではなく吉村家の系譜を継ぐ店、その直系であったり傍流であったり、さらには大手資本が運営する店。それらの関係に詳しくはありませんが色んな噂も聞こえてきます。綺麗ごとだけでは語れない歴史もあるのでしょう。私も体験をとおして推測もできます。
こちらの立地は蒲田駅西口を出てすぐの場所で、近くの大学への道筋で若者が。通りには横浜家系と思しきラーメン屋が３軒も隣接して営業しています。さらに大きな唐揚げが自慢の立ち食いうどん屋、伝説のスタ丼屋、スパゲッティナポリタンの専門店、格安焼肉屋さん等々、手ごろに胃袋を満たしそうな店が目白押しです。この界隈を生活圏にした若者は幸せですね、逆に私のような食事制限が必要な者には寿命を縮めそうな地帯です。
新しいお店は小ぶりな作りで席数はカウンターの10席程です。到着したのは午後3時頃ですが10人程の行列ができていました。
席に通されて卓上を見れば何種も味変素材があります。好みの生姜の短冊切があるので嬉しくなりました。さらにニンニクチップやゴマを加えていただきました。
注文は野菜畑と称するキャベツ,モヤシ,ニンジン,タマネギの温性を200円でトッピング。家系で食べる時にキャベツがあれば注文しますがさらに野菜をと考えました。連れは通常のラーメンでしたので混じりっけのないスープの味も確かめられました。
スープの味付けはしょっぱめで煮出した濃度も強め、実に猛々しさを感じます。野菜をしっかりといれたので調和をとりながらいただきました。若ければご飯を片手で持つところですが、味わいもそれでバランスがとれそうです。
嬉しかったのは大振りのローストしたチャーシューが柔らかく美味しかった事です。ほとんど味付けの感じられぬ柔らかい肉をワイルドなスープに絡めて頬張れば至福の時となります。