下目黒日録　9月29日

今日で五反田店は閉店です。
店長によりますと、常連のお客さまが沢山おみえになり名残を惜しんでくれたそうです。
夜の営業もひっきりなしの入客でスープがなくなり早めの終業になりました。
たぶん、言葉にされなくとも静かに五反田店の最後を味わっていかれた方も多かったと思われます。その辺りに思いを馳せながら、深い感謝の気持ちに浸っています。
思えば開業の時点には、そこまで技量が優れぬスタッフも、五反田店で経験を積むことにより随分と成長さていただけました。私が携われない部分で、お客さまに満足していただけない処もありました。そんな五反田店であっても多くのお客様にご来店いただきありがたい事と思います。
こうして閉店となりますが、この店が残した結果は幾つもの新しい店舗となっています。まずは店長経験者三人共に独立開業に至っています。さらにスタッフのなかでも四人程ラーメン屋を立ち上げています。まさに五反田かづ屋は「一粒の麦」の役割を果たしたと満足をしています。