こころ＠大岡山

　
　”台湾まぜそば”が美味しそうです。
　名古屋が発祥地だそうです。東京で食べられる処を探すと、意外と近場の大岡山にありました。
　お店は駅南の商店街を真っ直ぐ進み、住宅地と変わる辺りにあります。
　お昼の営業終了の２時半頃に到着しましたが、１０席程のカウンターはほとんどうまっています。結構な人気店のようです。
　注文は当然”台湾まぜそば”ですが、”台湾ラーメン”も気になります。
　カウンター越しに調理過程がよく見えます。麺は幾分褐色がかった太麺です。ゆで釜は口径が540mm辺りの寸胴にテボザルが何本か入っています。釜の湯はすでに褐色に色ずいて沸騰していますが火加減の調節は行っている気配はありません。沸騰の勢いは強いままです。
　変わった作業では、湯で上がりの麺を、テボザルに入れたまま、伸し棒のような物を突っ込んで押していました。タレとの絡みをよくする行為ととりました。
　いただいた味わいは、辛さはあるものの卵で円みが付き、麺との絡みもしっかりと美味しい出来映えです。さらに九条葱と生の韮の刻みが気持ちよいアクセントになって食を進めます。提供時に問われたニンニクは入れませんでしたが、これに加えたらさらにインパクトがでるでしょう。今後はさらに人気が出る逸品と考えました。
　すこし残念な事は、従業員の掛け声が、ひとつの動作ごとに全員で叫ばれていた事です。狭い店内で、4人のスタッフが大声をあげるのは、お客には何にも良いことはないでしょう。ただウルサイだけです。