下目黒日録　4月13日

　
　先月から日曜日の夜はお休みさせていただいてります。
　こんな余暇が得られたならばなるべく家族と一緒に外食などと考えています。今は特に長男は自衛隊、次男はアメリカへと家族が少ないので、とりわけ娘にはなるべく寂しい思いにはさせたくはありません。
　今夜にうかがったのは環状7号線と駒沢通りの交わりに近い中華料理店の”夢空間”に行ってまいりました。
　ここは今年の中華組合碑文谷支部の新年会が催された場所です。あれから二度ほどランチタイムに利用させていただき、夜は始めての訪問となりました。
　いただいた料理は、チンジャオロース、白身魚の甘酢餡掛け、厚揚げの炒めもの、白菜の甘酢漬け、あとはコーンスープと野菜スープ。とりわけ変わった料理ではなく家常菜の類いで晩御飯といった処です。
　どれも美味しく頂きましたが、とりわけ感心したのは野菜が鮮やかな色彩でシャッキリと仕上がっていたところです。こんな家常菜辺りに調理人の高い技術が現れます。
　飲食業界は大手のチェーン店が幅をきかせている現状がありますが、個々の料理技量をみればこんな独立店舗にこそ軍配が上がります。しかし年々こんなお店が少なくなっています。それは中華料理の世界には限らず言える事でしょう。