下目黒日録　7月3日

　山本夏彦氏の著書に「愚図の大忙し」なる一冊があります。
　日々の生活や人生全般を考える中ではこの著書の題を思い浮かべる事が希にあります。
　落ち着いて仕事を遂行して行くことは高い品質を維持していく上で大切な事と考えます。しかしとかく未熟な技能しかない者に限って落ち着きがありません。なぜなら大概が追い詰められているからです。なぜ追い詰められているてしまうのは作業の組み立てが悪い事に他なりません。
　有効に時間を使える時を無駄に過ごし、差し迫った状況で慌てた仕事ぶりを披露する。愚図の大忙しを見せてもらえる事があります。それは今に限った話ではありません。と言うよりも現在のほうが少なくなっているかもしれません。私もすこしづつではありますが成長しているつもりですが、店全体も前に進んでいます。
　しかし述べておかねばという思いもあります。
　具体的に述べれば多くの局面を取り上げる事ができます。これから先そんなテーマをこのブログを介して説明できればと考えます。