下目黒日録　4月1日

　毎年この時分に家族の食事会を帝国ホテルのバイキングレストランで行います。
　子供の進級や進学をまとめてお祝いする趣旨のご馳走です。
　本館17階 インペリアルバイキング サール

　まずは前菜のコーナーから攻めてみます。
　このような場所に来たならば、スモークサーモンのような基本的な食材をいただきます。品質はホテルの保証付きです、味に間違いはありません。手の込んだ料理であれば時々のぶれがあるかもしれませんが、スモークサーモンはいつ来ても安心の美味しさです。

　多く並んだ料理は年々少しずつ変化があります。
　今回目にした新しい料理は「子牛のトマトソース煮込みニョッキ入り」です。
　ここは基本はフランス料理なのでしょうがニョッキのようなイタリアンも入ってきているようです。これは子供に好評でした。

　ここに来てはずしてはならないのが「ひれ肉のパイ包み焼き」です。
　私もここ数年大みそかにローストビーフを焼いており、この手のものにはいささか注意深くなっております。そんなところから今日の出来をとらえてみれば若干火の入りすぎかと思われました。単純な料理だけに肉質と火の入り方が全てといってもいいでしょう。
　しかし美味しいことに変わりなく、子供たちは何度もお代わりをしておりました。

　料理の変化といえば昨年あたりからこの「豚肉の岩塩包み焼き」があります。かなりレアに仕上げてあり、柔らかく味わいがあります。今年はソースに変化があったようです。トマトがベースなんでしょうがあとはよく判りません。しかし酸味と甘みのバランスのとれた豚肉との相性の良いソースでした。
　私的には本日一番の料理はこれだったようです。