下目黒日録　３月17日

　中華料理衛生組合というものに入っています。自分は中華料理を作っているつもりはありませんが、飲食業を大雑把に括っていけばそうなるのかと思い席を置いています。しかしなにか馴染めないうちに20年も在席しております。
　当初はこの地区の組合活動も活発で月に一度の集まりを持っていました。要は飲み会なんですが組合活動の一環でした。酒が飲めない私にしてみればけっこう負担に感じてはいましたがお付き合いということで出席していました。しかしここ何年か前からその月一度の集まりも無くなり組合との接点も少なくなっていました。
　そんな折、組合活動を手伝ってほしいとの声がかかりました。近年の組合を取り巻く状況とすれば、組合員の廃業少なくなく活動は厳しと言うことです。新規の組合員が増えていけば、活性化するのでしょうがそんな状況でもないようです。組合員が少なくなっただけ活動を支える人も少なくなったようです。組合活動が活発ではないけれど雑務はけっこうあると言う事でしょう。
　依頼してきた方は長年この地区の世話役しておりました。自分の実入りがよくなるわけでも無い事を熱心に務めている姿には感心しておりました。そんな事を考えたならば無下にも断りずらく、使い走りの類いであればお手伝いするべきかと思い始めております。