下目黒日録　１２月１５日

　明日は選挙です。数日前から若い従業員にハッパをかけています。たぶん明日は投票所に行ってくれるでしょう。
　何年か前に中国人の従業員の李さんが選挙のたびに日本をうらやましがっていました。今現在も世界中を見渡しててみて、自由な選挙が行われていない国や地域はけっこうあります、世界人口の内どの位のひとがそれに該当するのでしょうか。
　歴史をふりかえるならば普通選挙制度を得るために多くの人々の苦労があったと思われます。それも思い起こしてみるべきでしょう。
　よく耳にする言葉は、投票したい人が見つからないから行かないなどとあります。しかし考えてみるにそうそうと自分がまったく同調できる人物はでてくるものではありません。また人柄など普段の生活の範囲においては知りようもありません。それを考えるならば消去法の選択になります。または別の言い方をするならば大人の選択になるでしょうか。
　その消去法で考えるならば基本は２つあります。まず今の社会体制を覆すことを党是としている政党は真っ先に対象外といえます。さらに特定の団体のみに支援された政党も避けたいところです。この二つは今の日本が享受している自由で民主てきな社会には相いれない存在と思っております。
　さて私としましては誰に投票すべきかいまだ決めかねています。昔の選挙と違い体制の選択を強いられないぶん自由といえますが迷うところです。明日までじっくりと考えてみましょう。