下目黒日録　１０月５日

　ワンタンの皮作りで目指す所は、薄く弾力があり破れないにあるでしょう。それをカンスイなど添加物を最小限に抑えられるのが手作の良さです。
最近、五反田店 店長の小室君からワンタンの皮が薄過ぎるとの意見をききました。ワンタン麺を作るとき肉の火の通りを考えていたら皮が溶けそうになることがたびたびおこったそうです。
　最近担当しているタツキ君は皮作りを始めて半年くらい。最初のころは皮がなかなか薄くならず先輩から駄目だしをされていました。随分と上達したもので、薄さにかんしては必要以上にまで伸ばせるようになったということです。あとは加減を習得していくところでしょう。その際日々の天候や使用するタイミングなど細かな問題に行きあたっていきます。難しくもあり面白くもなってくるところです。