下目黒日録　10月8日

　朝の製麺作業中に事故が発生しました。
　従業員のO君がローラーに指を巻き込まれてしまいました。左手の中指と薬指、第一間接までもって行かれましたようです。機械は手加減をしてくれなので恐ろしいほどの力が加りました。幸いにも骨まで損傷はなかったものの、皮膚は剥がれてしまいました。
　痛い思いをしたO君には可哀想ではありますが、単に不可抗力ではないようです。このての事故の原因の多くは作業手順の誤りがあります。止められている行為や、普段と異なる方法で作業を行えばこんな事態になります。
　自家製麺を始めて10年以上が過ぎましたが、いままでに後遺症が残る深刻な事故はありませんが、病院で治療が必要な怪我は今回で2度目せす。頻度とすれば少ないと言えますが危険を伴う事は確かです。
　製麺機はモーターで動力とするため強い力はあります。しかし決められた使い方をしてるうちは安全な機械です。過去の事故も触れてはいけない場所を触ってしまって怪我をしました。禁止行為をしない、普段と違う手順をとらない。単純な処をですがもう一度頭に叩き込む必要があります。