下目黒日録１１月１５日

どこの繁華街も歩道は看板で溢れています。五反田店の通りは時折取り締まりがありどの店舗も遠慮がちです。なかには取り締まりが終わるや否や前と変わらぬ位置に元通りに看板を戻す神経の太いお店もあります。
　目黒権之助坂の喫茶店Itoyaにて珈琲を飲みながら通りを眺めて考えました。
　ここ目黒は五反田のように取り締まりが激しくないようです。飲食店や不動産の看板が我が物顔で並べられています。出し方も色々で、遠慮がちに小さい看板をひとつだけ出しているところもあれば、旗をを何本も並べおまけに大きなメニュー入りの看板を置いている店もあります。店の言い分とすれば奥まった地下や階上の立地では町行く人には気付いてもらえないと言うことです。しかし奥まった立地はそのぶん賃料は安いはずです。みんな目立った場所をえるため高い賃料また地代を払っているわけです。代価を払わず公共の場を占有するのは不公平といえます。
　またこのような無秩序な占有の仕方は、神経の図太い者ほど広く占有することになってしまいます。その傾向は一部外国人に顕著な傾向となっています。
　そこでアイデアです。ガードレールに旗や看板を立てられる様に加工し、料金を取って貸し出してはどうでしょう。これは地方公共団体の財源のひとつになり得るのではないでしょうか。また取り締まりと罰金徴収もしっかりと行いこれも財源にします。更によいことは看板やのぼり旗を規格化すれば景観に統一感がでると思います。これで歩道が広々し人や自転車の通行が安全でスムーズになるでしょう。
　日本の街並は結構好きなんですが電信柱と看板がなくなれば更に良いか常々思っております。
　このアイディアはどこ持って行けばよいのでしょうか。