新春特別公開 葛飾北斎@東京国立博物館

兵馬俑を観たおり、葛飾北斎が何点も展示してあると知り１週間をおいてやって来てみました。
「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」阿倍仲麻呂
これをテーマとした作品は何人もの絵師が描いていますが北斎が描けばこうなりましたか。阿倍仲麻呂が和装であるのが変ですが見飽きぬ処があります。

武士の装いも展示変えがありました。
このような兜は太閤秀吉が着用している図を見かけます。これはその秀吉が三河の武士に下げ与えた物と説明がありました。
デザイン的には素敵ですが実戦にはむいていない感があります。立派な飾りも長槍で横から払われれば体のバランスを失い騎馬であれば落馬しかねません。やはりこれは総大将が被り、その存在を誇示する為にある兜なのでしょう。