同時進行ドキュメント長田君の独立開業９

開業までのドキュメントの第8回が1ヶ月前ですが、それから前に進んでいません。東京で店舗を探し始め内見も件数を重ねております、さすが物件数はありますが家賃や保証金も高めす。立地を考えれば人通りの多い駅前や商店街が好ましい処ですが店舗取得費用を考えれば選択肢にはいりません。今現れている物件は最寄り駅から徒歩で12分ですが主要道路上の交差点に面し視認性に優れた店舗です。近くに駐車場もいくつか有り立地的には申し分ありません。そこで契約にむけて話を詰めて行きましたが造作上の問題がありました。現在のガス配管の径が小さく大掛かりなガス工事が必要だそうです。飲食店の造作工事において通常の貸店舗ではガスの容量を上げる工事は必要です。ちなみに現在のかづ屋の店舗もガス工事には50万円以上の費用がかかっていますが、こちらの店舗ではさらに費用と工事期間が必要で、それが限度を超えそうなので思案をしています。そこで提案されているのはプロパンガスを併用して都市ガスの容量不足を補う策です。しかしこの東京都内ではプロパンガスの馴染みが少なくビルの管理組合が難色を示しています。そんなに問題のあるエネルギーでもないと思いますがビルの入居者からの承認を得なくてはなりません。許可が出れば速やかに契約して造作工事にはいるつもりのようです。
かつて独立開業ドキュメントにおいて8月末には開業かと目論んでいましたが未だに店舗も決まっていません。当人とすればもどかしい処でしょう。しかし独立開業者においてこの段階で就労しているのは少数派です。私もそうでしたが多くは職を離れて店舗を探しています。それは無収入の上に手持ちの資金が目減りするのを意識しつつの毎日ですが、焦る気持を抑えつつ絶好球が来るのを待たなくてはなりません。そんな日々がいくらか緩和される立場を良しとしてほしいところです。